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PURiFLY〜AO YOUNGのセルフ・ライナーノーツ

 

スクリーンショット 2015-06-18 1.02.45

 

「マジックカーペットに飛び乗り、時間と空間を越えるアドベンチャーTRIPへ!
「PURiFLY」にまつわる幾つかの想い〜AO YOUNGのセルフ・ライナーノーツ

 

時間と距離は大した問題じゃなかった。1年間の活動停止を経ても、いつも通りに曲作りから始まった。
懐かしくも新鮮な合宿生活を、毎月のように繰り返しては、ちょっとづつアルバムのパズルを当てはめていく。
こんな時代を嘆く前に、我々は自由に音楽で遊ぶことをやはり選んだのだ。
愛のあるユーモアとお祭り騒ぎを提起するのは、結成時から何一つ変わっていない。
俺達6人が奏でる音の奇跡をオレは信じる。

さあ、これ聞いて飛びまくって、キミのやり方で世界を塗り替えてやろう!

1 MIYAMU
今作のレコーディングでサウンド面に出た変化は、HATAさんのマシーン機材の変更と、自分のギターも高音まで伸びるよう改造したこと。そしてエンジニアに、関西のサイケデリック大御所Kaba-mixを起用。初めての共同合宿作業もとことんつき合っていただき、完成された最高傑作だ!
HATAさんのミヤビなシーケンスから始まる、DACHAMBOの代名詞とも言える得意のダンスチューンがOpening。
途中、敬愛するムヒカ大統領のいる、南米あたりの陽気な風が吹き込んできて、なんともムーチョな展開に。
一言でいうとミヤビでムーチョ。そして、情熱的に叫ぶのです。Legalize !

 

2 SURE
ダチャンボの音楽は、言葉に意味をもたせない「Don’t think , Feel it !」の精神で、感性の遊びを楽しんできた。
しかし、前作から5年の間に各々のソロ活動や、何度かのAUSツアーを経験し、日本語で歌う言霊の響きも楽しめるように成長したと自負したい。
この曲はもしかしたら唯一、我々からの分かりやすいメッセージソングかもしれない。
途中、数々のトラップを乗り越えて、たどり着くのはダンスミュージック。
俺達は政治や宗教を信じない。いつだって大事なことを気づかせてくれるのは音楽だけだ。

Everyday , Every night
I sing everything
Nobody can stop music

 

溢れ出してく君のMusic
もうきっと誰にも止められないんだ
どこから来て 君を置いた風景の中に
拡がってく この色は計り知れないよ


うたをうたおう
Your music is our music

 

Everyday Everynight Everytime Everypoints Everycircle 
Everypeople Everyplants Everyanimals Everywater Everysky
Every sisters & brothers Everyworld Everyuniverse Everygods…
Everyday , Nobody can stop music !

 

3 ASKALASKA
派手なイントロから始まるダチャンボにしてはシンプル?でアッパーなパーティーチューン。
AO、Eiji、OMI、YAOの順番で繰り広げられる輪唱ループも、効果的なボイスでサイケ。
途中、ジャングル大帝のような世界に突入するも、大好きなハーブとビールを歌う。
それと音楽があれば、生きていける。気がする。。

 

4 Marsblue
レコーディング当日、メンバーが到着するまでひとりギターで遊びながらできた曲を、ダチャンボでセッション。
録音した日が4年後の3/11ってことでちょっとブルー。

 

5 GreenStone From The Sun
活動停止前のセッションの片鱗から生まれた、唯一の曲。
メンバーに家族も増え、近所の子どもたちにも参加してもらい「みんなのうた」状態に。
しかし、そこはダチャンボさん。DOPEな仕掛けを随所に散りばめ、NHKではきっと使えない。

 

Shalanlanla-Lanlanlala
We all living on GreenStone from the Sun !

 

ほどけそうになった靴ひも結び直して
君の今日のステップ 歴史に残る事件さ
カラカラに乾いたアスファルトを蹴飛ばして
そして FREEDOM !
君は笑うだろ?

 

6 スケルトン7
ある日、HATAさんがメンバーにドヤ顔で語り出した。
「クジラもキリンも人も、首の骨の数は一緒なんだよ!」
メンバー一同、意味もなく感動した逸話から生まれた曲。
OMIちゃんがリードボーカルをとる、NEWグラスなボン踊りな、とにかくお祭り騒ぎなナンバー。
ところで、なんの為に7本なんでしょ?なんでジュゴンは6本なんでしょ?

 

1 2 3 4 5 6 7
5 7 1 2 3
1 2 3 4 5 ?

 

クジラノホネモ(ナナツダ) ネズミノホネモ(ナナツダ)
キリンノホネモ(ナナツダ) ゴリラノホネモ(ナナツダ)
イルカノホネモ(ナナツダ) カノジョノホネモ(ナナツダ)
ダレカノホネモ(ナナツダ) ヒトカワムケバ
スケルトンセブンボーンズ!

 

セカイノウミモ(ナナツダ) ソラカカルニジモ(ナナツダ)
コノヨノフシギ(ナナツダ) ドレミファソラシ(ナナツダ)
キリストノツミモ(ナナツダ) カレシノホネモ (ナナツダ)
アイツノホネモ(ナナツダ) ヒトカワムケバ
スケルトン!

 

Evolution is Degeneration ! Oh ! Develop
果てのないこの道を 進んだ先に君は何を見る?
進化しつづける僕ら ソレカラ?

 

クジラノホネモ(ナナツダ) ネズミノホネモ(ナナツダ)
キリンノホネモ(ナナツダ) ゴリラノホネモ(ナナツダ)
イルカノホネモ(ナナツダ) ジュゴンホネハ?(ムッツダ)
ダレカノホネモ(ナナツダ) ヒトカワムケバ
スケルトンセブンボーンズ!

 

Viva ! Evolution !!

 

 

7 APORO
HATAさんのデジタル音に、土着的に爆発するアフロビート。
そして、どこまでも飛んで行くロケットのイメージ。
尚且つ曲の構成すらも、定石を無視しようというテーマで挑んだ無重力ダンスミュージック。
ちなみに、イントロのカウベルはYAOさん人力。

 

それは闇の中に紛れ込んだキミのカケラ
追いかけた先にたどり着けば次の扉

 

鼻をキカセてみな
耳を澄ませてみな
ココロ開いてみりゃcan get it !
can feel the LIGHT !

 

ちょっと考えてみりゃ隣り合わせドチラも同じだ
ココがどこだって両手広げ受けとめるだけだ

 

頭ハズしてみな
服を脱がせてみな
体揺らしてみりゃcan get it !
can feel the LIGHT !

 

Bob Marley !

 

6枚目の最高傑作「PURiFLY」をもっともっと楽しんでくださいっ!!
そしてここまで読んでもまだ持ってないというアナタは、今すぐジャパネットすずきへ!