地震が起きてもうひと月、今回の地震で被災された皆様に、心からご冥福及びお見舞いを申し上げます。
そしてラッキーにも生き残った俺達は、生きる方へ笑える方へ、とにかく進んで行くしかないよね。俺達も少しでもできること探して動いています。今、全ての判断や行動は正しくて愛おしいです。家族を守る、仕事を守る、人生を守る。愛から生まれる全ての行動が自分達を救うと思ってます。そして仲間の大切さをいつも以上に感じています。

地震当日、ダチャンボ合宿が終わって、たまたま家にいたのはラッキーだったと思う。船酔いしそうな揺れが続いたので、娘を抱いて外に出た。外に出て来た近所の人と、笑い話で済んでいれば良かったけど、そうはいかなかった。TVで津波の生中継、、911を観た時と同じ鳥肌。それも自分の国で、仲間もいる土地で。もうかなりあんぐりしてTV見てたと思う。そしたら、今TVで見てる津波と同じ警報が。大津波警報。おいおいおい大丈夫か！？と思う間もなく町に警報が鳴り出す。「3階以上に避難してくださ～い。」ホントかそれ！？と車に家族乗せて海から離れた。街はそれほど騒がしくなかったけど、静かな緊張感が流れてたな。夜になると歩く人の列が目立つようになって、おそらく迎えに行くのであろう車の渋滞。そんな中、ひょいひょい流れて辿り着いたのは、海老名にある某リトルコスモ師匠のお宅。「うち来てもなんもねーぞ」なんて言われながら、結局酒でも飲まなきゃやってられん感じになり、朝までニュース観ながら酒を飲んでいた。
次の日のライブは自粛ムードで中止。でもラッキーにも俺達は生き残ってんだ。できることはやりたい。不安なのは皆一緒なら、人が集まって少しでも安心できるなら、俺はそこに音楽を持ち寄りたいと思った。そんな暑苦しい俺の話をなだめてくれたり、それでも次の日に会場押さえてくれたりしたSTONED ROCKERSのヒロにはとても感謝してる。ミュージシャンとしての道が見えたと言うか、ライブ終わった後、自分の為にやってたんだな。て改めて気づいた。自分を奮い立たせる為に。またしても音楽に助けられてしまったー！どんどんライブをやろう！被災地にも行こう！なんて勢いづいていたのも束の間、福島第一原発のあのぼーっん！といった映像。911の次はチェルノブイリか！？中学生くらいの時に読んだ「危険な話」思い出した。関西でお世話になりっぱなしな人からの勧めもあり、家族を連れて西へ向かったのが3/15だった。
同じように家族を連れたミュージシャン仲間達と連絡を取り合いながら、EIJIファミリーと奈良の天川村にお世話になっていた。俺が知ってる限り日本で宇宙に一番近い(と思ってる)天河弁財天の側で、共同避難生活。一向に明るいニュースも出て来ない、祈るような日々にもどかしく、山の中からUst中継もした。宮司さんにお願いして奉納演奏もさせてもらった。今だから言うけど歌いながら号泣した。風が吹いて浄化されたような気もした。


3/18の大阪ライブもメンバー内で議論があった。関東で停電が続き、各地でイベントが中止されてる中、いくら関電といえどもエレクトリック爆音ライブはどうしたものか？電気が無くても伝えられることはあるのでは？そんな(メールでの)話合いの中、CD HATAが自粛ムードを覆した。

以下本文。
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大阪、東京、今後も通常セットでやるべきだと思います。
今後のライブも自発的な自粛は必要ないと思います。
（明日の世の中がどうなるのか？？？な状況ではありますが）
電気に関し、節電は大切
ただ使うべき時には使う、その電力で、その10倍、100倍、1000倍の笑顔を生み出すべき
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あの髪型でこんなカッコつけるなんて！
CD HATAホンモノだぜ。
リハーサル無しでいきなりこの曲もやった。

その後もいても立ってもいられず、四国巡業中のロックンロールジェダイ、佐藤タイジ先輩の応援に向かった。100円でも募金に繋がるなら、と勝手に思って飛び込んだのにみんな暖かく迎えてくれて嬉しかったなー。徳島ではタイジさんの実家にお世話になったのだ。とても素敵なパパとママだった。そしてロックスターは地元の議員に直接電話して受入れ体制の早急化を促していた。動くスター。


それからも家族で京都に移ったり、独りで逆単身赴任&長距離ドライバーな気分で、西と東をライブで行き来したり。それでも、結局家族も茅ヶ崎に戻り、ふりだしに戻ってどうするか？って時にレベル7だってよ。


被災地のみんなや、そこに直接行ってる仲間のことを思うとやはりもどかしくなる。逃げてるだけに思われてもしょうがないとも思ってる。俺にできることをあれからずっと考えながら。それでも俺の2才の娘が20歳くらいになった時に「やっぱダメでしたー」じゃ俺も後悔しきれないのだ。だから今は、家族の安全を最優先しながら、できるだけ音楽を発信して心に届けたい。というのが俺の一歩一歩です。
なんか悶々とした日々の弱音を吐いてる気がしてきたが、あの日以来、みんなのつぶやきや行動が愛おしくてたまらないです。もしかしたらアセンションの本番かもよ。試されてるのかしら？
ウソもホントも様々な情報で溢れてるけれど、自分で選んで自分にフォーカス。一人一人の想いや動きが繋がっていくイメージです。自分に負けないようにワクワクする方向へご一緒しましょー！
東北のみんなあ～
俺ももうちょい頑張りのハードルあげるから！何度でもお！
P.S.
DACHAMBOは原発の無い日本に賛成します。PEEEACE！！


AO