Dachambo

HERBEST
  • HERBEST ← 結成15周年!DACHAMBOの代表曲や人気曲等から選りすぐられた、新録音にしてベスト・アルバムリリース!!

オーストラリアに飲み込まれた日々vol.2~EXODUS初日~

ブリスベンレンタカーおよそ9時間のフライトを経て朝、ブリブリスベン空港に到着。暑い!あまりの暑さにYAOの体は故郷アフリカを思い出し、目付きも変わって来たぞ。我々バカサイケバンドとPA近藤さん(GOK SOUND)の男衆7人は2台のレンタカーに機材を詰め込み一路「EXODUS」会場へ向かう。っていきなり道間違えたあ~~!てな感じで何故かチャイナタウンに。まあ腹も減ってきたのでここでランチ。まったりしちゃったけど、ところでここはどこでしょう??スーパーで買い出しをしてついでに地図で現在地を確認。大丈夫、全ての道は「EXODUS」に繋がってるのだ。と思い込むことにして前へ進む。途中GSで見た事もない色のジュースやアイスにはしゃぐ30代を垣間見たり、あきらかにZZ TOP(の髭あたり)を意識したおっさんが営むメタラ-な楽器屋に寄ったりと道草を繰り返し、気がつくと車は国立公園内に。地図とにかく全てがでかすぎる大自然を国が率先して保護してるなんて素敵じゃないか。野良カンガルー親子が手を振っていたり牛やら馬やら見て大はしゃぎのおっさんヤーマンズ。「北海道みたいだ」なんて言う輩もいたが我が故郷だってこんなにでかくはないさ。そんなこんなで4時間ほどのドライブを経て無事会場に到着。
EXODUS 看板エントランスではリアルヒッピーなお姉さんから「Oh!ちゃんぽ!」と名前を間違えた歓迎を受けHATAはあくまで日本語を押し通す。受付で会場地図やアーティストパスをもらい、本部テント村まで車で移動。何ヘクタールよっ!?という草原を抜けると大きな池の周りにお店やらステージやらとワクワク度は高まるばかり。E-chanやよっきゅん等日本から応援に駆けつけてくれたダチャンボガールズ(ボンドガールみたいだろ?)もお出迎えしてくれて早速一服ありがとう。落ち着くわん。本部テントでは日本人スタッフも結構いて、みんな喜んで迎えてくれた。今回呼んでくれたタケシさんやマコト君にもご挨拶。大事。そしてそして、タイムテーブルを確認すると出番はなんと最終日の深夜。言うところのオオトリ。Oh!ちゃんぽ~~!!なんて動揺もしたがまだ3日もあるのでとりあえず遊ぶべ。受付にてブカブカやりつつオープニングセレモニーを見に行くことに。
EXODUS MAP


儀式aoポツポツ雨も降り出した中、アボリジニの儀式を見学。後から聞いてびっくりしたのは、やはり白人の文化であるレイヴパーティーにアボリジニの人達が参加するのは初めての事だそうで、主催者の意図など全く分かっていなかった我々は「やっぱオーストラリアのパーティーは一味違うよなあ」などど頭の悪い感想しか持ち合わさなかったおバカさんズです。ちなみに写真には全く儀式に興味の無さそうな村長さんも写ってますね。セレモニーの感動冷めやらぬまま、会場で早速お友達になったワンさん(年齢不詳)のタ-プ基地にて一服休憩をしていたところ、早速ディジュリドゥ-発見。赤いボディーに先端は竜の顔、口もちゃんと割れている。早速試されるサムライラスタ達。omiちゃんがドラゴンディジュを吹き、回りにオーディエンスも集まり始めた時、なんと背後から赤いふんどし姿?のアボリジニが!先程のセレモニーの人だ。今度は本家が吹き始めそれを見つめるomiちゃん。何やらとんでもない異文化交流が始まりつつあった。。アボリジニとの出会い
雲の切れ間から月が見え隠れし雨の上がりを告げる。明日がフルムーンなので完全ではないけれど、この国では月もドデカい。メインフロアに向かう途中、銀座(出店の数々)や幾つかのアトラクションテント(我々はブービートラップと呼ぶ)を見て興奮、食事もオーガニックフードに絞られ酒は売っていない(アル中バンドはもちろん買出し隊が出る)。食器もリサイクル素材のみだし、シャワーやトイレも全て綺麗に完備されている。この大自然との付き合い方をみんな当り前のように知っていて学ぶ事が多いなあ~なんて。アトラクションテントではサーカスをやっていたり映画をやっていたりどこも盛上がっている。中でも一際盛上がっているのがチャイ屋テントでのセッションコーナーで、30畳程ある屋根の下に藁を敷き詰めて10人以上の人が打楽器を持ち寄りセッションを続けている。ドラムセットを持ち込む人まで出てくればディジュだろうとSAXだろうと何でもありのセッションが繰り広げられていて、「ギター弾きてえなあ。。」と思ったが案の定アンプなど置いていない。そして会場内で別の盛上がりを見せていたのがホフマン博士の生誕100周年。ワークショップビデオが流れていたり、100周年記念切手も出回っていたので早速記念に購入そして消化。もう知らん。メインフロアではTOMMEE & the Neighbourhoodというインドネシア人のVo&AGと白人のDr,Ba,Keyといったさながらボビンとベンハ-パーとストチ-を足して割ったようなオーガニックなバンドを聞いて涙したり、会場探索に出かけ、エントランスでプライベートパーティーをやってるという噂に、歩いて30分以上(体感時間)かけ到着しても静まり返っていてずっこけてみたりと、のびのび教育をモットーとするダチャンボ村ならではの各々の遊びっぷり。お~み~ご~と~って古いか?周りの木々はサイケデリックに彩られ時間と共に会場全体が表情を変えていく。何もかもが美しく見えるのは多少博士の力も否めなくはないが、差引きしてもこのロケーションとシャンティな空気は世界でも有名な「EXODUS」ならではものなのではないのか?どうなんだ!?「DACHAMBOやっててよかったなあ~」とメンバーが口を揃える。そして朝方、太陽が登り始めても月はギンギンに輝いている。天文学的にどういう位置にいるのかさっぱりだが、ここでは日没も21時過ぎなのだ。
う~ん、それにしても全然眠れないよ博士。。
エイジセミヌード
サービスショット「今の君はピカピカに光って」

  1. ★☆いくら☆★

    これは読んで、行けなかった事・・・・。
    とっっても悔やまれました。

    めっちゃ楽しそぉ~。。

    >はしゃぐ30代
    とても素晴らしいですっ!!!!!!

    でも、、、。
    YAOさんの目…。極悪ヤクザの目です。。ギョエ。

    2006年2月10日 @ 4:40 PM

  2. Noodles

    世界にぉバカの種まきテロ活動しちゃって!

    2006年2月10日 @ 4:46 PM

  3. hrsm

    待望のッツ!!

    マメな更新。大事。

    2006年2月10日 @ 6:18 PM

  4. E-chan

    う~ん。すごい事細かに再現された文ですね~。
    思い出します、いろいろと。
    こゆい3日間だったことはまちがいないですね。
    しかし博士、、寝れなかったね~。。

    2006年2月11日 @ 10:40 PM

  5. なおっきー

    いいなーいいなーー
    あー早くダチャりてぇ。。

    2006年2月14日 @ 6:49 PM