オーストラリアに飲み込まれた日々vol.5~アフター~
次の日目覚めるとパーティーは終焉を迎えたような静かな空気が流れていたが、たくさんのオージーから色々声を掛けてもらったのは嬉しかった。みんな、こんなバンド初めてだと言ってくれて、ホントに来て良かったと思った。良かったついでに言わせてもらうと、野外パーティーで毎日シャワーを浴びれたのは初めての経験でこれまた良かった。別に出演者だからという訳ではなく、一般の簡易シャワーは常にホットなお湯が出てきれいでそれでいて並んでいない。どんなにグリグリでどんよりしていてもシャワーがあればシャキっとするのね。今まで知らなかった。。
昨夜の狂乱とはうって変わってまったりと過ごしてたら、結構みんな帰り始めているのに気づいて、しゃきしゃきエージ君を筆頭にチームしっかりさんは片付けをはじめているじゃあないか。そういえば現地スタッフのマコト君からこの近くに素敵なパワースポットがあると聞いていたのでそれは是非行ってみようということで、ぼんくらな僕らも早速準備。
車でサバンナのような大自然を通り抜ける。焦げ付いて倒れている木が多いのは何年か前に山火事があったようだ。ってこれだけの範囲を消火するのって一体どのくらいかかるのだろうか?そりゃ地球も悲鳴あげるわ。てな事をくっちゃべってるうちに噂のパワーヒーリングスポット、BonnooBonnoo(ブヌブヌ)の滝に到着。ここはユンケルのような黄金色の小さな滝が段々畑のように連なっていて、滝に打たれながら読書する。なんてことも可能な素敵な場所だ。既にパーティー帰りの人達が疲れを癒しに集まっている。ダチャ村の仲間やデッドヘッズスッチーのKayちゃん姉妹も既に水着で戯れているではないか!わーい。早速我々も持参した水着に着替え(何しに来たんだ?)飛び込む前にまた1服。YAOと並んで飛び込んでみたものの、早速膝の皿を岩にぶつけて息が出来ないわ水の流れに逆らえないわで、まったくもって見てられない状況の中げらげら笑ってる不気味なYAOAO。YAOに手を引いてもらい何とか最初の滝に到着した時点でこれ以上登る気力は残ってない。でもでもそこから見える絶景の水着、いや景色に相当癒され、岩場からダイビングしたり滝に流されてみたり懐かしいなあ、こういう遊び。だもんで結構な時間遊んでいたような気が、、命の洗濯。その後、バイロンベイへ向かい、これから始まる合宿生活の宿、主催であるWOMpacificが所有するバカでかいガレージstudioGへ。ダチャ村の仲間やMMdeligt森田先生、ワンさんも一緒。もう結構な時間だと思ったがとりあえず腹減りまくってるのでビーチ近辺の繁華街にてフィッシュ&チップスやらタイカレーやらピザやらみんなで買い合わせ、適当な芝生でプカプカやりながら浜辺で月見。粋だねえ。その後もstudioG独身寮にてわいわいして気づいたらソファーで寝てた。。あいのり生活の始まり。
サービスショット「公文式的芸術」